介護の仕事をする女性にとって、気分転換を積極的に考えることは大切です。介護施設では、状況に応じた臨機応変な対応を求められる上に、毎日同じことの繰り返しです。決まった時間に食事をしたり、入浴をしたり、レクリエーションをすることで、施設に入る人に快適に生活してもらいます。もちろん急病や非常時には職員として様々な対応をする必要がありますが、普段の生活は決まったスケジュールの中で動きます。仕事内容も変化が少なく、毎日接する人も変わらないので、時には精神的に行き詰ってしまう可能性があります。
例えば、性格が合わない高齢者や従業員がいても、仕事なので毎日顔を合わせることになります。一番簡単なのは辞めてしまうことですが、生活もかかっているので、簡単に辞職を決断する訳にもいきません。そこで適切に気分転換をして、溜まった鬱憤や不満を抜くことがポイントになります。休日は体の疲労を取り除くために家でゴロゴロしてしまいがちですが、仕事のことを考えてしまうのであれば、精神的にリラックスすることは難しいでしょう。
休養と聞くととにかく体を休めることを想像してしまいがちですが、あえて積極的に動くことも大切です。普段は行かない場所へ旅行に出かけてみたり、サイクリングなどをして、アクティブな過ごし方をするのもリラックスには効果的です。このように気分転換していると、仕事の事を考えている余裕がなくなるので、頭を空っぽにできる時間が過ごせるでしょう。